ドミニオン考察

ドミニオンに強くなるために、今更ながらドミニオンの私的攻略でも書いてみます(笑


【前提】
・王国カード単体の効果を体感する(経験)
・デッキを強化しすぎない(小さな点数を積み重ねることは重要、特に植民地がない場合)
・相性のいいカードの組み合わせ、相性の悪いカードの組み合わせを知っておく


【ゲームをする上でのポイント】
・ゲーム終了までにかかる時間(ターン数)を推測する。できれば勝利ライン(点数)も考えられると良い。
・早期に圧縮可能か考える(植民地ありの場合、早期でなくても良い)。
・アクションカードがつながりやすいか(+アクションがあるのカードが多いか)、王国カードに相性の良いor悪い組み合わせがあるか考える。


まずは【前提】について1つずつ解説します。
・王国カード単体の効果を体感する(経験)
ドミニオンを始めたばかりの頃は、新しいカードを使ってみるだけでも楽しいものです。とりあえず使ってみてください。
使いやすいカード、使いにくいカード、あると思います。もしかしたら、自分では思いつかない効果が秘められているかもしれません。
勝とうと思ったら、とりあえずカードの効果と使い勝手を知っておくのは前提となるでしょう。
普通にゲーム回数をこなしていれば、習得の速さに差はあれ身についていくものです。
カードの強さについて理屈でも考えられるのが望ましいですが、実戦をこなすだけでもかなりの力になると思います。


・デッキを強化しすぎない(小さな点数を積み重ねることは重要、特に植民地がない場合)
ゲームにちょっと慣れた頃起こりがちな現象なのですが、自分のデッキを強くする
(例えば、属州を買わずに市場を6枚も7枚も溜め込む、金貨を6枚も7枚も買う)のに夢中になって
勝利点カードの購入タイミングが遅いケースがよく見られます。
デッキ強化を楽しむのだけを目的にする場合や、対戦相手もゆっくりの場合はそれで問題はおきにくいのですが
勝とうと思ったら、泥臭かろうと早めに点をかき集めることも大切なポイントです。
当たり前の話ですが、公領を2枚買えば属州と同じ点数なのです。
特に圧縮(弱いカードの廃棄)を行っていない場合、ゲームが進めば「買ったカードがまた手札に回ってくる」ことは減るため
「デッキの強化は適当なところで十分」という見切りも必要でしょう。


・相性のいいカードの組み合わせ、相性の悪いカードの組み合わせを知る
王国カードの効果を知る、と連動する内容ではありますが
カード同士にはその効果から発生する相性の良さ・悪さというものがあります。


例えば書庫というカードは、祝祭と併用すると強力です。
祝祭によって仮想コイン(+②のこと)を得られ、カードも減るので書庫でより多くのカードを引くことができます。
また、たくさんのカードを引いても「+1カードを購入」の効果も付随するのでコインが無駄になりません。
書庫でまた祝祭と書庫を引いて…となれば、1ターンでいろいろな買い物をすることができるでしょう。
市場や村、研究所、バザーとの併用ではここまでの効果は得られません。
地下貯蔵庫や倉庫もあればこの2枚を引く確率が増え、カードが減るデメリットも書庫で相殺されるため相性が良いと言えるでしょう。


民兵は、書庫と相性の悪いカードです。
民兵で攻撃をした相手が書庫を持っていたら、手札から不要なカードを2枚捨てられて、追加で2枚ドローさせているようなものです。
民兵はかなり使えるカードですが、サプライに書庫がある場合は、このことも考えて購入に慎重になった方が良いでしょう。


わかりやすい例を2つ挙げましたが、このようなカード同士の相性を知っておくことで
(あるいは知らなくても、サプライを見たとき感じられることで)、ゲーム全体の戦略を立てやすくなります。